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2012-07-05

もうひとりの女神(1)

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《 ブォーン、ブルブル 》

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真琴 「チクショー、一美を返せ!」
真琴は泣きながら緑の怪獣に連れ去られた一美を追いかける。
しかし巨大な怪獣と真琴の歩幅はあまりにも違いすぎる・・・。
次第に一美の姿が見えなくなっていった・・・・・。

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泣きながら走り去る真琴の姿をじっと見つめる女性の姿があった。
その女性は比較的小柄な身体に似合わない大型のバイクにまたがっている。

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真琴 「わぁ~っ!? なっなに?」
真琴の進行方向から先回りした黒いバイクが行く手をふさぐ。

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真琴 「ひっ、なんだよ・・・」
バイクから降りて真琴の方をじっと見つめる女性。
真琴はビビリながらも女性に話しかけた。
真琴 「ちょっと、退いてよ。 いま一美を追いかけてる最中なんだから」

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2012-07-16

もうひとりの女神(2)

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真琴を乗せたバイクを飛ばしてきたリリカは、ついに怪獣の近くまでたどり着いた。

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街中は異様な雰囲気に包まれていた・・・・・。
人々は上空を見つめながら逃げ惑う。

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バイクから降りたリリカ目にしたものは、街中をゆっくり進む巨大な怪獣の姿!!

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なんと怪獣は止めを刺した一美を街中まで引きずってきたのだった・・・。

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カラータイマーを破壊された一美は動くこともなく、ただ壊れた人形のように
ズルズルと引きずられていく・・・。

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2012-07-20

もうひとりの女神(3)

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リリカ 「ハァ!」
素早い動きでバグズの足元に潜り込んだリリカは、すぐさま喉元を蹴り上げる。
それは一美とは明らかに違う、実戦慣れしたリリカだから出来る芸当であった。

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リリカ 「一美さん、とりあえずここに避難しておいて!」
    「必ず助けてみせるから!!」
リリカは絶命した一美の身体を優しくビルにもたれ掛けさせる・・・。
まるで一美が生きているように配慮することで、リリカの優しさ・温かさが周囲を包んでいく。

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一美を避難させたあと再びバグズに攻撃を加えるリリカ。
アカデミーを首席で卒業したリリカの足技は強烈を極めた・・・。

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リリカ 「ハァァァァ・・・・・!」
バグズは抵抗する暇も与えられず、リリカの連続キックを受けて・・・・・。

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リリカ 「倒した・・・?」
バグズはリリカに背を向けバッタリと倒れ込む。
そしてピクリとも動かなくなってしまった。

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2012-07-22

もうひとりの女神(4)

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リリカ 「なっ?・・・、もう一体いるなんて・・・・・。」
バグズ戦は終始リリカのターンで戦闘終了しようとしたその時・・・・・、
雌バグズがリリカの背後から現れた!!
二頭の怪獣に挟まれるリリカ・・・。

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リリカ 「タァァァ・・・・。」
挟み撃ちを回避すべく、リリカはとっさに雄バグズの腹部にエルボーを加える。

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そして雌バグズの突進をヒラリとかわしたのであった。
《 ドガガガ~ン 》
二頭の巨大な怪獣がぶつかった轟音が人の気配がなくなった街に響きわたる・・・。

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リリカ 「早くどちらか一方を倒さなければ・・・。」
戦闘に慣れているハズのリリカに焦りの表情が浮かぶ。
雌バグズの上の馬乗りになり、リリカは両腕を腹部に叩きつける!

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《 シュー、シュシュー 》
リリカ 「しまった・・・くっ・・はぅ!」
戦いに焦りを感じたリリカは背後に雄バグズが迫っていることに気がつかなかった。
ついにバグズの毒ガスを浴びてしまう・・・・・。

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2012-08-18

もうひとりの女神(5)

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《 シュー・・・・・、 》
リリカ 「あっ・・・、んあぁぁぁぁ・・・・・くっ!」
バグズ達はリリカの喉元とお腹を交互に押しながら、リリカが息を止める
ことが出来ないように、上手に毒ガスを吸い込ませていく・・・。
ついにリリカの胸のタイマーが赤色に変化した。

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リリカ 「くぅっ・・・・・」

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深く・・・、そして長く・・・、毒ガスを吸わされたリリカは後方に倒れこむ。
身体が麻痺し、もはや自分の体重を支えることすらままならず・・・・・。

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リリカ 「・・・・・・・ぁぁ、・・・・・ぅ・・・・・・・・」
    (まずいッ!・・・、立つことさえ出来ない・・・)
二頭のバグズの間でひざまずき、がっくりとうな垂れたリリカの口からは、
強烈な麻痺により言葉すら出てこない・・・・・。

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《 ドカッ!!・・・・・ 》
リリカ 「ぐふっ!・・・・」
バグズはそんなリリカに容赦することもなく、丸太ん棒のような足で背中を
蹴り上げる・・・・・。
駆られるたびにリリカの背骨がミシミシときしみ、その音が痛々しく耳を突く!

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