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2012-05-11

いにしえの女神(1)

いにしえの女神1 

始めまして、僕の名前は結城真琴(ユウキ マコト)、都心から遠く離れた地方都市の高校に通う1年生です。
真琴って女っぽい名前でしょう・・・。
名前と同じく女っぽく気が小さくて中学校の時はいじめられてばっかり。

いにしえの女神2

こいつの名前は一ノ瀬一美(イチノセ カズミ)、僕の幼なじみです。
僕とは反対に男勝りな性格で、いつもいじめっ子から守ってくれちゃったりして・・・。
ひょっとして僕に気があるのかな・・・・・・。

いにしえの女神3

な~んていうのは大きな間違い。
僕のことを一番弟子かなにかと勘違いしているみたい・・・。
いつも自分の都合に僕を巻き込んでくるエライ女子なんです。

女神誕生4

今回も一美の宿題を手伝わされるハメに・・・。
日本史の宿題で「地域の民話や昔話を調べて発表する」ために、はるばる電車でS郡まで来たっていうわけ。
このあと立ち寄った古~い民家でお婆さんにこんな話を聞いたんだ。
「いにしえの頃、この村に物の怪が出たらしい。何でも村の男衆を喰らい女衆を犯して何日も居座ったもんじゃから、村の者達もたいそう困り果ててのう。」
「村人は何日も何日もはずれにあるお地蔵様にお願いをした。
   その時!! 女神さまが現れ物の怪を退治したという言い伝えじゃ」

女神誕生5

女神さまって・・・。
単なる言い伝えだと思うけど、とりあえず一美の宿題はなんとかなりそうだ。
でも一美ったら、その女神さまが現れたところを写真に撮るって・・・。
もう明日学校あるのに、早く帰ろうよ~。

・・・・・この物語はここから始まる・・・・・




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2012-05-12

いにしえの女神(2)

いにしえの女神11 

突如として村に現れた怪獣(物の怪)は大きな雄叫びをあげながら、その丸太のような腕を岩山に叩きつけた。 「グォォォォォ」

いにしえの女神12 

怪獣にとってはただの岩山の破片であったが、それは一美にとって・・・・・。
一美 「きゃぁぁぁ」

いにしえの女神13-1 

真琴 「一美、危ない!!」

いにしえの女神14 

視界を奪うような巨石が一美の頭上から落ちて・・・・・。
真琴  「一美、返事をして・・・、一美!」
人間の一生ははかないものである。
体の数十倍はあろう巨石に潰されて、一美は絶命してしまった。

いにしえの女神15 

怪獣が削りとった岩山から巨大な石像が姿を現した。
その石像は人間のような姿をしていた。
つかの間の沈黙の後、石像が眩いばかりに光り輝く。

いにしえの女神16 

私の名前はカエラ。
いにしえに私が取り逃がした物の怪のために、そなたが命を落とすとは・・・、
本当に申し訳ない。

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2012-05-17

いにしえの女神(3)

いにしえの女神23 

このままでは滑走出来ず飛び立つことが出来ない飛行機・・・。
そこに獲物を狙うが如く近づいていく怪獣。

いにしえの女神24 

もはやこれまでかと思われた瞬間、銀色に輝く巨大な女神が現れ、
怪獣に強烈な一撃を与えた。

いにしえの女神25

カエラ神と一体化した一美の渾身のキックを浴びて、怪獣は背後に大きく引き飛んだ。

いにしえの女神26

一美 「すごいっ、全身に力がみなぎってくる。」
   「これがカエラの力なの・・・。」

いにしえの女神27

一美 「ハァァァァ・・・・・。」
勢いづいた一美は怪獣に追撃を食らわそうとしたのだった。

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2012-05-19

いにしえの女神(4)

いにしえの女神33 

一美 「ゲホッ! ゲホッ!」
怪獣の吐き出した毒ガスは、みるみる一美を包んでいく。

いにしえの女神34 


いにしえの女神35-2


一美 「あのガスを浴びてはいけない!」
   「何とか怪獣の背後に・・・・・、えっ?」

いにしえの女神36 

一美 「ハァァァッ、」
一美が想像するより怪獣は素早かった。
相手を見失った瞬間、側面から毒ガスが襲いかかる。

いにしえの女神37 

一美 「いっ、いけない・・・。 毒ガスが・・・、」
毒ガスは瞬時に一美の体にダメージを与える。
ついに両手をついてしまった一美は、毒ガス攻撃を避けることさえ出来なくなってしまった。



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2012-05-20

いにしえの女神(5)

いにしえの女神41 

毒ガスにより足元はふらつき、既に肩で息をしている一美。
怪獣は一美の腕を掴むと軽々と引き上げ、さらにわき腹に強烈な一撃を加える。
「ボキッ! ゴキッ!」
肋骨が砕けるような鈍い音がした後、一美の体に激痛が走った。
一美 「きやぁ!・・・、ぐはぁっ!」

いにしえの女神42 

麻痺した体・・・、わき腹の激痛により抵抗出来ない一美の体を、怪獣は軽く持ち上げる・・・。
一美 「ううぅ・・・。」
そして容易く地面に叩きつけた・・・。

いにしえの女神43 

「ドサッ!」
一美 「はぁぁぁ!・・・。」
戦う力を失っている一美は一方的に怪獣の攻撃を受け続ける。
その時!、髪をなびかせて倒れ込んだ一美の頭上に真琴の姿が!?

いにしえの女神44 

一美 「うぅぅ・・・、ハァハァ!・・・」
    「真琴!?・・・、ここに居ちゃダメ!。 はっ、はやく逃げなきゃ・・・・・。」
カラータイマーが点滅し自分も危機的状況だというのに健気に真琴の事を心配する一美。

いにしえの女神45 

「ゴキッ!、ゴキッ!」
一美 「きゃあぁ!・・・・・、うぐぅ・・・・」
背後から一美に忍び寄った怪獣は、そのか細い首を万力のような太い指で締め上げたのであった。
「ギリッ!、ギリギリ!・・・」
一美 「こほッ!、げほぉ!・・・・・」

いにしえの女神46 

怪獣は見た目から想像出来ないほど知能が高く、まったく一美に自由を与えてくれない・・・・・。
一美 「かはっ!」
一美の口から血液か何かの液体がほとばしる。
真琴 「一美!!」
真琴の悲痛な叫びも届かず、一美は背中を怪獣に突き上げられながら、少しづつ意識が遠くなっていった。


【あとがき】
今回から大きく2点を変更しました。
まず大気の設定を変えました。Vue同梱やフリーの大気を試してみたんですけど、どうもシックリこない。
全体的な明るさが無いので雰囲気が妙に暗くなってしまいました。
それで同梱のDVDシーンの中から比較的明るい雰囲気で、アニメっぽいものを選び大気の設定を使いました。
たぶんライトの設定など方法はいくらでもあると思うんですが、とりあえずの状況です。

もう一つはカエラの表情を変えました。
ウチの看板娘と違ってカエラは未完成の状態だったので、Poserでレンダした表情とVueの見た目が微妙に違うんですよね。
気がつかれている方が居るかもしれませんが、いにしえの女神(3)と(4)ではカエラの表情が違います。
でもせっかく主人公の一人なんですから、何とか可愛い顔にしたい。
Poserで少しづつ表情を変えたものをVueでレンダを繰り返し、何とか満足いける表情になったと思います。

カエラはもう変更しないと思いますが、大気やライトなど今後ストーリーを続けていく中で、気が付けばどんどん変更していくと思いますので、お見苦しいとは思いますがお許し頂けたらと思います。(=_=)




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